果物を効果的に取るタイミング
「朝のくだものは金、昼は銀、夜は銅」ということわざがあります。
そこにはどんな理由があるのでしょうか。
人間は、寝ている間は動かないのでエネルギーは必要ないと思われがちですが、脳や臓器は活動しています。
特に脳はエネルギー消費量が大きく、エネルギー源である血中のブドウ糖(血糖値)は寝ているときも消費されています。
ですので、1日のはじまりの活力を得るためには、朝に適度にブドウ糖を補給することが大切なのです。
果物の果糖は、独自の酵素によって消化されているので、すぐにエネルギー源が腸壁から吸収され、デンプンよりもスピーディーにブドウ糖に分解されるので、効率のいいエネルギー源です。
また、果物を食べていれば体に必要な栄養はほとんど取れます(ただし、ミネラルは緑葉野菜で補う必要があります)。果物は水分や食物繊維、ファイトケミカル、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれ、タンパク質も、母乳の中に含まれている量と同じかそれ以上あるのです。
エネルギーを消耗せず、生産的な一日を過ごすためにも私たちの体にとって消化が難くなく、最低限のエネルギー消耗で済むフルーツはオススメであると考えられるようです。
また、生のフルーツには食物酵素が豊富ですので熟す段階であらかじめ消化が進んでいるため、消化吸収に要する体のエネルギーや体内酵素を大幅に節約できるのです。
また、午前中はおもに排泄の時間帯であるから、排泄の機能を促進するように生活改善をすれば、体内から毒素が効率的に排泄されて飛躍的に健康になれます。
つまり大腸の環境を整えてお通じを促進する効果も、同時に期待できるということ。大腸で毒素が発生しても、それをスムーズに排泄することにつながります。
またフルーツに含まれているカリウムは、むくみをとる効果があります。
十分な排泄作業を確実に行ってくれるフルーツを食べることがダイエットや美容の秘訣になるというわけです。
こんないい事でしたら、毎朝果物を積極的に取りたいですね。
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