塩麹(しおこうじ)
塩麹とは、麹(こうじ)に塩と水を加えて一週間ほど常温で発酵させたものです。
見た目は甘酒に似ていて、米のデンプンが糖化された甘味と塩の辛味の混ざったほんのりとした甘辛い味がします。
肉や魚や野菜といった食材や、和洋中といった調理法にもとらわれない用途から魔法の万能調味料といわれています。
発酵食品なので、麹の酵素による原料の分解だけでなく、乳酸菌や酵母などの微生物の働きも加わって、ビタミン(B1、B2、B6、パントテン酸、ビオチン(ビタミンH))なども豊富に含まれ、その効果によって、疲労回復(ビタミンB6など)やストレス軽減(ギャバなどのアミノ酸)、便秘解消(乳酸菌によるもの)、老化予防(活性酸素を中和作用)、美肌効果(活性酸素を抑えて、腸内環境も整える)が期待できます。
ただし、塩分の取りすぎには注意が必要です。