喫煙しない人が、自分の意思とは関係なく、他人のたばこの煙を吸い込んでしまうことをいいます。 受動喫煙で吸いこむ副流煙(たばこの先から立ち上る煙)のほうが、喫煙者が直接吸いこむ主流煙よりも、ニコチンやタール、一酸化炭素などの有害物質を多く含むことがわかりました。 受動喫煙によって、肺がんや虚血性心疾患、呼吸器疾患などにかかりやすくなり、とくに子どもは大人以上に影響を受けやすく、家庭内の喫煙によって乳幼児突然死症候群が増加することも明らかになっています。