今が旬な秋の味覚、柿の驚くべき効果
柿には栄養が豊富に含まれており、「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われるほど栄養価が高く健康食品として非常に優れていると言われています。
栄養面での柿の特徴は、ビタミンCが豊富に含まれていることでしょう。
正確にいえば、プロビタミンCという、ビタミンCの前駆物質で、これが100g中1gも含有されています。
プロビタミンCは体内に吸収されるとビタミンCとなって作用します。
大きめの柿なら、1個食べるだけで、ほぼ1日分のビタミンCの必要量を摂取することができます。
また、ほかの果物には比較的少ない、ビタミンAも多く含まれ、とくに干し柿の場合だと、生のものと比べ2倍もビタミンAが含有されていました。
ただし干し柿にすると、ビタミンCは損なわれてしまいます。
効能として風邪予防・ガン予防・二日酔い防止・むくみ解消・高血圧予防・便秘解消があげられます。
また柿の葉にはビタミンCが豊富含まれており、これを日陰に干しておいてお茶にすると、すぐれた健康茶として利用できます。
このお茶は、ビタミンCの供給源として最適なほか、常飲すれば新陳代謝を活性化させてくれます。
また、動脈硬化の予防や高血圧症にもよく、利尿効果もあります。
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