柿・栗の渋や、植物の葉に含まれる渋み成分で、ポリフェノール化合物の一種です。 たんぱく質を凝固させる性質(収れん作用)があるため、古くから皮なめしに使用されてきました。 この収れん作用が舌や口の中の粘膜に作用して渋みを感じさせ、また粘膜からの分泌を抑えるので整腸薬としても用いられます。 緑茶の苦味成分カテキンや紅茶の赤い色素成分テアフラビンなどもタンニンの一種です。